3-3、Windows10チューニング編「Windows Defenderを無効にする」
Windows Updateの自動更新を停止したら、Windows Defender(OS付属のウイルス対策ソフト)の機能を無効にする。
リグはマイニングだけを行う。特定のサイト(NiceHash等)のみを閲覧し、ツールもマイニング用途以外のものをインストールしない。加えてマイニングをする際、Windows Defenderによってその機能をブロックされてしまう可能性もあるので、このチューニングを行う。
設定のポイント
- 念のため一度スキャンしてから機能を無効にする
- レジストリを編集するので自己責任で行う
Windows Defenderでスキャン
「Windows Defender セキュリティ センター」を開く
設定画面から 「更新とセキュリティ」を開き、左のメニューから「Windows セキュリティ」を選択する。
右側のWindows セキュリティにある「Windows Defender セキュリティ センターを開きます」をクリックする。
「セキュリティの概要」画面が表示されたら、「ウイルスと脅威の防止」の盾のマークをクリックする。
「今すぐスキャン」を実行する
画面が切り替わったら、「今すぐスキャン」をクリックする。
Windows Defenderの無効化
レジストリエディターを開く
左下のスタート画面を右クリックして、「ファイル名を指定して実行」を起動する。
「ファイル名を指定して実行」画面が表示されたら、「regedit」と入力して「OK」をクリックする。
レジストリエディターが表示されたら、左のツリーから「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SOFTWARE」→「Policies」→「Microsoft」と進んで、「Windows Defender」の項目を開く。
「DisableAntiSpyware」の値を追加する
右側のウィンドウ内で右クリックして、「新規(N)」→「DWORD(32ビット)値(D)」をクリックする。
「新しい値 #1」が作成されたら、それを右クリックして「名前の変更(R)」をクリックして、名前を「DisableAntiSpyware」に変更する。
変更したら、もう一度右クリックして「修正(M)」をクリックする。
DWORD(32ビット)の編集画面が表示されたら、値のデータを「1」に変更して「OK」をクリックする。
値が「1」に変更されたことを確認したら、PCを再起動する。
Windows Defenderが無効化されたか確認
「Windows セキュリティ」を開く
再起動したら設定画面から 「更新とセキュリティ」を開き、左のメニューから「Windows セキュリティ」を選択する。
そして右側の「ウィルスと脅威の防止」のアイコンに赤い×マークが付いていることを確認する。
確認できたら、次は「Windows10の高速化・最適化」を行う。